三回に渡り
rockin’on 1994年 3月号
インタビュー を読んで頂いたが
それ以降の
彼女の歩みを
今一度、思い出し
感じて頂けれは幸いです。
2013年 8月31日
30 Anniversary
She's So Unusual
オーストラリア ツアー
キャンベラ
ロイヤルシアター
タイム・アフター・タイムを
歌い始めた彼女は
直ぐに、べそをかき
観衆の前で泣き出した。
彼女がショーの最中
泣く事は多々ある。が
しかし
何時ものそれとは違った。
歌い終えた
彼女は観衆に向け話し始める
「今まで『オールディーズ』ツアー(的な事)は
やりたくなかったの。」
オールディーズ?
懐かしの曲、あの人は今?
巷では
ライバルと言われた
アーティスト達に差を
付けられた感が拭えず
シンディファンは
悪戯に
シンディはどうした?なんて
耳にする事や
言われる事が少なくない。
我が道を行き
信念を変えず貫いている
シンディ。
しかし実はその事を
彼女自身が一番気にしていた。
30周年だからといって
安易に懐かしの
コンサート的な事をするのには
抵抗があったのだろう。
しかし
2012年
彼女自身を
カミングアウトした自伝本を発売
日本でも発売され
世界的なベストセラーに。
2013年
ミュージカル Kinky Bootsの
音楽をプロデュース。
米演劇界で最高の栄誉とされる
第67回トニー賞 ミュージカル部門オリジナル楽曲賞を受賞。
その事により彼女は
グラミー賞、エミー賞
トニー賞を受賞するという
偉業を達成し
見事に結果を出し
世界中に今一度
シンディ・ローパーの名を
知らしめた。
そういった事が自信になり
彼女は自分を単なる
"オールディーズパフォーマー"ではないと
思えたのだろう。
今になってやっと
昔の曲を歌ってパフォームする事を
楽しめる様になり
そしてそこには他にも選択肢が
あるという事を彼女自身が自覚し
30周年記念
She's So Unusual Tourを
彼女にとって新しい感じのツアーだと思え
アルバム
She's So Unusual の曲を
当時のオリジナルで歌う事を
心の底から楽しめたのだろう。
そして
タイムを歌い始めた時
彼女の頭の中で
その事が過り
オーストラリアのファン達の
シンディに対する熱い愛が
彼女を泣かす
誘い水にもなったのだろう。
そもそも
タイム・アフター・タイムは
観衆を泣かす曲
タイムを歌いながら
ベソをかきだし
泣きだした様子が何時もとは違い
いつ迄も泣き続ける彼女
ショーの雰囲気に
ただ感傷的になり
泣き出した様には思えなかった。
こうして理由を理解出来た時
彼女をより一層愛おしく思えた。
今回毎度の事ながら
部分的に人の話し声や
叫び声で聞き取れない状況を
私の突然の思いつきの戯れに
嫌とは、言わず
方々、手を尽くし協力して頂いた
木村びりいさんに
感謝いたします。
(^_−)−☆
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